カテゴリー:サイト運営手法
サイト来訪者が増え、設けた掲示板に5人も常連化した人が出来ますと、お約束のオフ会話題が出ます。
通常のケースですと、サイト管理人が幹事となり、3-5000円前後の予算で交通便のよいところで開催というケースでしょう。ネット人口の分布からか関東では東京、関西では大阪が会場となることが多いようです。
サイトで知り合った同士が声を掛け合って歓談の一時・・・・。
しかし、このオフ会が荒らしの攻撃の口実、または荒らしを産んでしまう場合があります。
オフ会となるとネット上とは違い物理的な距離の問題があります。東京で開かれるオフ会に北海道、九州の人間が参加することは難しい場合が殆どでしょう。
必然的に、ネット人口の分布から大都市圏の人が参加者の殆どとなります。
サイト内の掲示板には、
「お会いするのが楽しみです」
という会話と
「東京か、参加したいけど遠いから無理です、残念」
こういった会話がやりとりされます。
場には参加できる人と、参加したいけど参加できない人とにカラーがはっきり分かれます。
仕方のないこととはいえ、これが後々の伏線となるのです
オフが開催され、解散すると、早ければ当日の夜からオフに関する書き込みが見られます。
「只今、帰宅しました、***さんお会いできて楽しかったです」
「私も帰宅しました、****の意外でした、掲示板の書き込みとは印象が違いすぎです(笑)」
「お店で出た*****おいしかったですね」
「あれは嵌りそうです」
「***です。***さんおみやげありがとうございます」
「管理人(幹事)です。皆さん無事に帰宅できたでしょうか」
「2次会組はまだ飲んでるのでしょうか」
以上のような書き込みの交換がされるでしょう。
この書き込みは、オフに参加したくても出来なかった人には疎外感、オフそのものに興味のなかった人には雑音にしかなりません。オフ参加者という限定された一部の人間の雑談に過ぎないわけです。
しかし通常の雑談と違うのは参加者以外は会話に加われないオフ会の話題ですから、ただの雑談ではなく、閉鎖的な私信のやりとりのようなものです。これが長く続くと間違いなく。
「オフの話題は参加者同士メールにしたらどうか」
「オフに行ってない人には意味がわからない話をここに垂れ流されても」
こういったクレームが出始めたらもう手遅れと言っていいでしょう。管理人自身がそんな会話に混ざっていると間違いなく、一種のクローズドな派閥が存在していると受け取られます。
これは高じると、”管理人と仲がよい一部のグループ”という認識が、管理人とその一部のグループ意外に形成されます。
こうなると、その掲示板には、管理人と仲がよいオフ会グループと「それ以外」という派閥構造が生まれてしまい、これが場のマグマとなり噴出の機会を伺うことになります。
・オフ会の話題は目立たないところに。
この事態を避けるために、オフ会の話題は発生した段階で、即座に別掲示板を設け、一般掲示板やブログのコメント欄から隔離しなければなりません。
これが最低行わなければ処置です。参加してない、参加できなかった常連や住人が人格者であったとしても「一部の馴れ合い」であり、参加者しか共有できない情報のやりとりであることには代わりがなく、オープン掲示板の公開性には馴染まないものです。
前項までにスパムトラックバック、コメントスパムについて、そのクローラーに関しても少々詳しく解説したが、これはこの項で述べる偽スパムを見分けるためである。
スパマーというのは、不特定多数のサイトに対して広告宣伝、或いはカモを釣るために巡るものであるが、このスパマーに扮してのサイト攻撃というものがある。
防御編で述べるが、一度IPアドレスを捕まれた犯人、或いは非常に近い関係の常連などが、密かに攻撃して来る場合などは当然ながら身元の隠蔽と動機の隠蔽をしてくる。上記のような英語文面の攻撃であるならば犯人の国籍さえ誤認してしまいがちだが、大事なことは攻撃に会った場合にどのような攻撃であるのか、どのような犯人であるのかを管理人として正確に把握、洞察することである。
上記の例で言えば、コメントスパムとして大量にポストを受けたとしても、アクセスログを詳細に見れば、ポストされた記事のページに同じIPアドレスでhtmlだけでなくgifファイルやcssファイルにもアクセスの痕跡があった、などの相違点があればそれはロボットによるクローラーではなく人間の手によるものである。
投稿された文面を検索してみれば、過去に投稿された文面であるのがわかったりする。
こういった偽スパムを攻撃手段として使う荒らしは、あなたの身近におり、動機の根が深い事が多い。
通常の荒らしであれば、日本語の意味のない文章などを連続爆撃していけばよいだけだが、そうではなく無言電話のように全く身元不明がわからないように荒らしをやらなければならないほどの理由があるのである。
現在最も流行しているスパム攻撃で対象となるのはブログサイトである。
上記のようなクローラーとブログ掲示板への投稿機能が合体したスクリプトで、クローラーがブログサイトと判断すると、全てのページに誘導コメント、或いはトラックバックを書き込んでいく。
サイト管理人であるあなたは、翌日大量のコメントとトラックバックに爆撃された自分のブログを見てため息をつくことになるのである。
例:ブログ掲示板に残されたコメント例
Take your time to take a look at some relevant information dedicated to bonus code party poker bonus code party poker http://www.consultanthub.com/ http://www.consultanthub.com/ party poker downloads party poker downloads http://www.consultanthub.com/ http://www.consultanthub.com/ Party Poker Cheat Programs sites Party Poker Cheat Programs sites http://www.jobruler.com/ http://www.jobruler.com/ pacific poker cheats pacific poker cheats http://www.erealtystore.com/ http://www.erealtystore.com/ how to cheat party poker messageboard how to cheat party poker messageboard http://www.erealtystore.com/ http://www.erealtystore.com/ - Tons of interesdting stuff!!! |
自分のブログがやられているのを確認したら、自身のブログからリンクしている他のサイトを見に行ってみよう。
同じようにやられているはずである。もしまだ攻撃されていなくともクローラーが他のところを回っているだけで、やられるのは時間の問題である。
この防御方法は現在、トラックバック元に受けた側のURLが含まれていない場合トラックバックを受け付けないという手法となっておりますが(biglobe WEBリブログ等、モバブルタイプplug-in)コメントスパムはキーワード登録等のいたちごっこ策しかないのが現状です。
検索エンジンは自動でリンクをたどり世界中のWEBサイトを巡回しています。
サイト管理人に「検索エンジンはいつくるのか」と質問すると、答えはまちまちで、1日で来たという方から半年来なかったという方まで様々です。
検索エンジンにサイトを知ってもらうには2つの方法があります。
・検索エンジンのサイト登録メニューでサイトの巡回を依頼してくる方法
Yahoo! JAPAN - 検索結果に表示させる方法(Yahooのアカウントが必要)
http://submit.search.yahoo.co.jp/add/request
Googleサイトの登録 / 削除
http://www.google.com/addurl/?hl=ja&continue=/addurl
上記に登録すると筆者の計測ではYhaooは数日以内、Googleは数日~2ヶ月でサイトに巡回ロボットがやってきます。
但し、どういう訳かアクセスログでロボットが来たことは確認できるもののGoogleでは登録がなされない場合もしばしばです。
・他のサイトからリンクしてもらう。
既に登録され検索ヒットするサイトからリンクをしてもらう方法もあります。(バックリンクといいます)
検索エンジンのロボットはサイトの更新頻度を測っており、更新頻度の高いサイトには頻繁にロボットが訪れます。
尚、検索エンジンはこういったバックリンクの数を元に、そのサイトの人気度を測っており、バックリンクの数が多いサイトが上位表示される傾向があります。
ブログを使用している場合にどこかにトラックバックを打てば、このバックリンクが増やせるわけですが、このトラックバックを利用して上位表示を狙うスパムが流行したため、現在は対策が取られ、トラックバックを打っても効果がない場合があります。
対策を発表したGoogleでは、
リンクに「rel="nofollow"」という属性を付加することで、Googleで採用している人気表示の対象から除外すると発表しています。
これはタグで表記するとリンクが
<a href="http://www.sample.co.jp/" rel="nofollow">リンク</a>
とページ記述されていれば人気評価には影響しないということで、むやみにトラックバックを打っても効果はありません。
既にブログサービスの「Blogger」「Blosxom」「Six Apart」「LiveJournal」「Scripting News」「WordPress」「Flickr」「Buzznet」は対応を表明しています。
・キャッシュページの時間ずれている。
検索エンジンのロボットがやってきて、やっと検索ヒットするようになりました。
YahooやGoogleでは同時にページを記録しておりこれをキャッシュといいますが、一週間前に登録したと表記されているにも関わらず、キャッシュされているページはその日時とずれている場合があります。
簡易なスクリプトを用い、実際に確認するためページにアクセスがあった日時を記述してみると確かに数日のずれがあります。8/24にキャッシュしたと表記されているに関わらず、キャッシュされているページは9/1のものであったりします。これは仕様のようです。
海外の無料ホスティングサーバーは、国内と比較にならないほどバラエティに飛んでいる。
国内の無料ホスティングサーバーと比較してもディスク容量が大きい、PHP、MySQL、ユーザーのサーバー管理ソフトとして業界標準のcPanelが標準とほぼ文句なしの性能のサーバーが無料で利用できることです。
アカウントの取得はWEB上で申し込んでから直ぐというものから、掲示板に一定数の投稿をしたらアカウントが発行されるコミュニティタイプのものまで様々ですが、アカウントの取得方法が面倒なサービスほど荒らされておらず長く使える場合が多いようです。
面倒とは言ってもサービス内の掲示板にいくつかの投稿が必要という程度です。投稿内容も挨拶、質問、誰かへのコメントなどを翻訳サービスを使いながら行えばそう難しくはありません。
こういった無料ホスティングサーバーを見つけるには、以下のようなホスティングサーチエンジンを利用します。
ユーザーの投票によって人気度などもわかりますので、動作させるcgi・PHPスクリプトの動作条件に併せチョイスすることが可能です。
但し、上記に述べたプロキシー系のスクリプトを動かす場合、人気上位のホスティングは荒らしに使われたケースがあり、掲示板によってはアクセス拒否になっているケースが散見されます。
そういった点も加味しつつ、ランキングで30-50位前後のホスティングサービスが狙い目です。
もしp2を設置する場合には注意が一つあります。PHPの動作条件が「safe mode」で稼働させているサーバーの場合は動作しないので注意が必要です。
また、他の注意点として、この海外無料ホスティングサービスですが、人気競争の激しい世界ですので、サービスの継続性は全く保証できません。ある日寄付を求めるメールを送ってきたり、有料性に移行したり、突然止まったままさようならという事も珍しくありません。サーバー内のデータのバックアップは入念に行う必要があります。
ただ数は多いですから、複数常にアカウントを保持しておくことは容易いですから、無料ですからこの程度と割り切って利用しましょう。
尚、加入したいサービスを選定する場合にサーチ画面でいくつかの留意点があります。
| (Note: Forum posting required):アカウントを取得できる条件はサービス内のフォーラムに投稿する必要があります(Note: Not all sites accepted):特定のジャンル、言語のサイトでなければアカウントが貰えません。 (Note: Bandwidth limit 100 MB/month):転送量に制限があり、月に100MBまでしか利用できません。 |
| 例文:
Title:Request Free Hosting I'm going to have a baseball league web site. |
上記訳: タイトル:無料ホスティングを希望します。 私は28才、日本の東京に住んでいます。 |
Interests (特徴) :Language: Japanese
Webhost (サービス名) :Xrea (Note: Japan only)
Space (容量) :50 MB - 150 MB
Forced (広告) :AdsBanner-Top (ページ上部にバナーが入る)
Your Ads (ユーザー広告) :Allowed (AdSenseなどの広告掲載可能)
Upload (アップロード方法):FTP, Telnet
Scripting (稼働スクリプト) :CGI, PHP, ASP, SSI, Perl, Python, Ruby
Your URL (URL形式) :Domain, Subdoma (独自ドメイン、サブドメインでの開設可能)
Rating (人気) :54
Free Webspace and Free Web Hosting Services
http://www.free-webhosts.com/

ISPリモートホスト一覧
※
・bbtec.net ・・・・・[ソフトバンクBB株式会社]
・ocn.ne.jp ・・・・・[NTTコミュニケーションズ株式会社]
・dion.ne.jp ・・・・・[KDDI株式会社]
・plala.or.jp ・・・・・[株式会社ぷららネットワークス]
・infoweb.ne.jp ・・・・・[ニフティ株式会社]
・mesh.ad.jp ・・・・・[日本電気株式会社]
・so-net.ne.jp ・・・・・[ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社]
・home.ne.jp ・・・・・[アットネットホーム株式会社]
・eonet.ne.jp ・・・・・[株式会社ケイ・オプティコム]
・zaq.ne.jp ・・・・・[関西マルチメディアサービス株式会社]
・asahi-net.or.jp ・・・・・[株式会社朝日ネット]
・odn.ne.jp ・・・・・[日本テレコム株式会社]
・point.ne.jp ・・・・・[株式会社パワードコム]
・wakwak.ne.jp ・・・・・[株式会社NTT-ME]
・yournet.ne.jp ・・・・・[フリービット株式会社]
・bbexcite.jp ・・・・・[エキサイト株式会社]
・nttpc.ne.jp ・・・・・[株式会社NTTPCコミュニケーションズ]
・odn.ad.jp ・・・・・[日本テレコム株式会社]
・t-com.ne.jp ・・・・・[株式会社トーカイ・ブロードバンド・コミュニケーションズ]
・vectant.ne.jp ・・・・・[グローバルソリューション株式会社]
・dti.ne.jp ・・・・・[株式会社ドリーム・トレイン・インターネット]
・tnc.ne.jp ・・・・・[株式会社TOKAI]
・biwa.ne.jp ・・・・・[株式会社ビワローブ]
・itscom.jp ・・・・・[イッツ・コミュニケーションズ株式会社]
・hi-ho.ne.jp ・・・・・[松下電器産業株式会社]
・aitai.ne.jp ・・・・・[ひまわりネットワーク株式会社]
・bbiq.jp ・・・・・[九州通信ネットワーク株式会社]
・sannet.ne.jp ・・・・・[株式会社NTTデータ三洋システム]
・eaccess.ne.jp ・・・・・[イー・アクセス株式会社]
・usen.ad.jp ・・・・・[株式会社有線ブロードネットワークス]
・megaegg.ne.jp ・・・・・[株式会社エネルギア・コミュニケーションズ]
・alpha-net.ne.jp ・・・・・[アルファ総合研究所株式会社]
・denkosekka.ne.jp ・・・・・[平成電電株式会社]
・enjoy.ne.jp ・・・・・[株式会社デオデオ]
・bai.ne.jp ・・・・・[ベイ・エリア・インターネット]
・katch.ne.jp ・・・・・[株式会社キャッチネットワーク]
・iij4u.or.jp ・・・・・[株式会社インターネットイニシアティブ]
・thn.ne.jp ・・・・・[株式会社ビック東海]
・kcn.ne.jp ・・・・・[近鉄ケーブルネットワーク株式会社]
・leo-net.jp ・・・・・[株式会社レオパレス21]
・ccnw.ne.jp ・・・・・[中部ケーブルネットワーク株式会社]
・2iij.net ・・・・・[株式会社インターネットイニシアティブ]
・ztv.ne.jp ・・・・・[株式会社ZTV]
・tiki.ne.jp ・・・・・[株式会社エヌディエス]
・il24.net ・・・・・[株式会社インターリンク]
・fiberbit.net ・・・・・[エフビットコミュニケーションズ株式会社]
・cty-net.ne.jp ・・・・・[株式会社 シー・ティー・ワイ]
・att.ne.jp ・・・・・[JENS株式会社]
・starcat.ne.jp ・・・・・[スターキャット・ケ-ブルネットワ-ク株式会社]
・speednet.ne.jp ・・・・・[東京電力株式会社]
・cna.ne.jp ・・・・・[株式会社 秋田ケーブルテレビ]
・prin.ne.jp ・・・・・[DDIポケット株式会社]
・tcat.ne.jp ・・・・・[株式会社テプコケーブルテレビ]
・mopera.ne.jp ・・・・・[株式会社NTT ドコモ・モペラ]
・commufa.jp ・・・・・[中部電力株式会社]
・c-able.ne.jp ・・・・・[山口ケーブルビジョン株式会社]
・ocv.ne.jp ・・・・・[株式会社小田急情報サービス]
・nirai.ne.jp ・・・・・[沖縄ケーブルネットワーク株式会社]
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・catvnet.ne.jp ・・・・・[株式会社STNet]
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・tcn.ne.jp ・・・・・[ケーブルテレビ徳島株式会社]
・mni.ne.jp ・・・・・[宮城ネットワーク株式会社]
・pwd.ne.jp ・・・・・[株式会社パワードコム]
・medias.ne.jp ・・・・・[知多メディアスネットワーク株式会社]
・cablenet.ne.jp ・・・・・[ケーブルネット埼玉株式会社]
・spacelan.ne.jp ・・・・・[金沢ケーブルテレビネット株式会社]
・aol.com ・・・・・[株式会社ドコモAOL]
・cncm.ne.jp ・・・・・[株式会社長崎ケーブルメディア]
・e-catv.ne.jp ・・・・・[株式会社愛媛CATV]
・fctv.ne.jp ・・・・・[福井ケーブルテレビ株式会社]
・din.or.jp ・・・・・[株式会社ドルフィンインターナショナル]
サイト管理人としての役目を一つ考えてみよう。
日常の日記の更新や、コンテンツの更新、サイトを訪れる人たちへの応対やコメント。
相応に人が集まれば、小さな会社程度の人手が掛かるのだ。
当然、個人でこの負担には無理がある。
通常のWEBサイトに必要な作業や役割は、来訪者の数で変化する。
ここで言う来訪者とはページビューではなくユニークユーザーであるが、来訪者とコミュニティを形成する場合とそうでない場合にはこの作業や役割10倍の差異が発生する。
つまり掲示板やブログではなく、HTMLページだけの一方通行サイトであれば、自身がコンテンツを更新する手間以外の雑事は1/10以下になる。
掲示板有りのサイトやブログにおいて100ユニークユーザーとHTMLページだけの一方通行サイトで1000ユニークユーザーのサイトの手間は同じと言うことだ。
この手間とはもっぱらサイトが双方向であることから発生する。発生源は主に掲示板である。
応援や、有益情報を持つ別ユーザーとの意見交換などであればサイトを開設した甲斐もあるというものだが、そういったユーザー3人との交流は愉しくても、これが30人、300人となってくると煩わしいだけであり、それだけの人数と懇意にコミュニケーションするのは不可能である。
荒らしや揉め事というのは、双方向コミュニケーションでありながら、管理人が対応しきれずに実際には一方通行のサイトと変わりないことから生じる。
来訪者はどんな巨大サイトにおいても、自身が見ている画面にその裏に流れる膨大な人の数を想像だにしない。
本来は、ある人気サイトを訪れるという事は、人気歌手のコンサート会場にいるようなものなのであるが、こじんまりとしたピアノ弾きのいるバーに来た程度の意識も持っていないのである。
ビールの一杯もやりながら、下手なピアノだなぁなどと心で思っていればよいのだが、100人も同様な感想を持てば一人ぐらいは余計なことを書き込みする者も発生するのである。
下記は筆者が知人のサイト管理者にデータを頂いてまとめたものだが、懇意な知人だけの集まりのサイトではなく、趣味や業界関係のニュースや情報交換を目的として開設されているサイトのデータである。
テーマによって来場者の人数に違いはあるが
Aサイト:15000PV/日 ユニークユーザー 1000人/日 掲示板書き込みユーザー10人/日
Bサイト:50000PV/日 ユニークユーザー10000人/日 掲示板書き込みユーザー50人/日
10000人気規模で掲示板に書き込んでいく人数は50人である。
それぞれ、1%、0.5%である。そう掲示板に書き込む人というのは非常に珍しい人種達なのだ。
見ず知らずの他人が設けている掲示板に書き込むのは基本的に敷居が高い行為であり、先週ネットを初めたばかりの人間が何の目的もなくふらりと立ち寄ったサイトの掲示板に書き込みをするなどということはない。筆者が知り合ったネット利用者にしても、初めて掲示板に書き込んだのはパソコンを買いインターネットを始めてから半年~2年も経過してからである。
筆者も1年半以上ただのロムであった。
基本的に、ふらりと現れる一見さんは何年かパソコンでネットを徘徊している人種であり、見ず知らずの他人様のサイトに書き込みをすることに抵抗感が薄れた、ちょっと変わった人々であると考えた方が正解である。
いくら管理人が「気軽に書き込んでいってください」と連呼しようとも、99%の人は読むだけなのである。そんな読むだけの人が、半年後もサイトのリピーターになっているような場合に、ひょんなキッカケで書き込みを一度行い、その書き込みにお礼が多かった・・といったケースで常連書き込み者に育っていくものなのである。
試しに、管理人のコメントしかないインフォメーションだけの掲示板と、人が多くいるような雰囲気をつくるために雑談をコピペして作った掲示板のふたつで実験してみると、後者には人が入ってくるが、前者には殆ど人が来ることはないのである。
おもしろいことに、掲示板へ書き込む人の心理は、初めて書き込む時には場の人数を過大に多く評価し、クレームを書き込む時は過大に少なく感じているものなのである。
昔からネットを利用している層や中年以降には評判がよろしくないが、掲示板にアバターという自身の化身を表示するシステムにはそういった人数に関する来訪者の感覚ズレを修正する効果があるほどである。
一般的な趣味系サイトの作業を挙げてみよう
1、コンテンツ制作のための作業
自サイト以外のニュースサイト、情報サイトの閲覧
サイトコンテンツの制作
新製品、サービスのレポート制作
作品の制作
渉外(マスコミメディア応対、他サイトとの連携)
2、WEBサイトの更新
制作コンテンツの流し込み、配置作業
WEBサイトの勉強・制作(デザイン、プログラム、ツール)
ドメイン管理・プロバイダ契約更新
3、コミュニケーションに関する作業
掲示板・メールのチェック
掲示板・メールの質問や申し出、意見への応対
サイトテーマの議論・情報交換
メールクレームへの応対
掲示板クレームへの応対
荒らし・粘着への対応、対策
自サイト以外のコミュニティへの参加
オフ会の主催、準備手配
一口にサイトを運営すると言ってもこれだけの作業がある。
個々のサイト管理人よって各作業の軽重はあるが、誰でも多少なりとも行っている作業である。
この中で、来訪者の増加と共にストレートに増大する作業は部分は「3」のコミュニケーションに関する作業である。
まずこの「3」の取捨選択を現在、未来を見通した上であらかじめ予測しておこう。
一人で気ままに運営を続け、飽きたら止めてしまおうと思っているのなら最初から「3」の作業を切り捨て、掲示板も管理人メールアドレスも出さずに、コンテンツの更新だけを気ままにやっていけばよいだろう。
また、サイト訪問者が1000人ぐらいまでは掲示板を設けるが、それ以上増えたら閉鎖してしまう(掲示板常連者から抵抗にあうが)と決めておいてもよい。
もしこの2つ以外の手法を取り、「3」の増大に対応していこうと考えているなら、なにが必要となってくるか開設時から考えておかなかればならない。
サイト運営も会社運営と同じで最初から運良く人気サイトになったという人はいない。
現在ではブログがあり、最初からデザイナーが配色やクリックナビゲーションを最適化したテンプレートを利用し、アカウントを取った瞬間からそれらしいホームページが持てるようになったが、飾りのないいかにも初めて作りました然としたサイトから始めているのである。
そうしてホームページのまだ少ない時代に多少なりとも人が集まり、行き当たりばったりに運営したためにサイトが大きくなる仮定で肥大する作業負担や来訪者がもたらすトラブルに疲弊し、あるものはサイトを閉鎖、あるものは苦労して再建するなどの経緯を踏んでいるものなのである。
ただの個人日記サイトであり、知人等の内輪の人間だけ見て貰えればいいと言う算段であるならばよいが、それならば無用のトラブルを避けるために掲示板などは非公開運営する方が望ましい。
しかし実際には、世の不特定多数の人にも読んで貰い、自分や知人と同様な感性の持ち主に評価して貰いたい、できれば掲示板にコメントがほしいという欲求が多少ともあるからサイトなどで表現しようと暗に望んでいるのが実態だ。
それならば、最初からサイトが大きくなった時のことを頭の片隅に置いておく位は必要であろう。
さて、大まかなイメージが浮かんだところで、先の作業項目表をもう一度眺めてみよう。
運営当初は自身で全部行うつもりでも、どこかでヘルプが必要になる箇所。特にクレーム対応などは、管理人の前にワンクッション人がいた方が便利な場合が多々ある。
クレーマーの多くは、瞬間的な怒りでメールなどを送ってくるケースがあり、直接管理人が応対するよりも、手前でスタッフと称する人間がやんわり応対しただけで片づくケースも多い。
この使い分けを可能としておくためにも、クレーマーの初期対応のキャラクターやボランティアスタッフを自作自演で用意しておくのである、人が増えてきたら必須になるキャラクターである。
また、サイト内の掲示板において、公式にはOKとは言えないが、今のところは目を瞑るといった意志を伝達する場合など、そう言った気の利いた応対や世論リードを出来る能力をもったボランティアが現れるまでは自分でやらなければならない。筆者の経験では10000ユニークユーザー以上に成長しないとこういったボランティアは現れない。
こういった自身で必要と思える作業箇所が、自作自演で必要になるキャラクターである。
まずサイトの運営として、管理人自身で応対しなければならない部分と、必須だがいずれ誰か他人に手伝って貰ってもよい部分をまず考えてみよう。
作業例の中で、管理人が最終的に大きなサイトになってもけして他人に任せてはいけない部分を抜き出すと、
--------管理人として必須で継続しなければならない作業---------------
自サイト以外のニュースサイト、情報サイトの閲覧
WEBサイトの勉強・制作(デザイン、プログラム、ツール)
ドメイン管理・プロバイダ契約更新
渉外(マスコミメディア応対、他サイトとの連携)
掲示板・メールのチェック
作品の制作(アーティストなどの場合)
以上だけである。その他の作業はその作業の軽重にも寄るが、スタッフ、臨時スタッフ、ボランティアに任せてよい作業である。"掲示板・メールのチェック"なども規模が大きくなればチェックする部分を絞っていかなければならないだろう。オフ会の幹事なども、各地で呼びかけが起こるようになれば全てに対応しているわけにはいかない。
掲示板を設置し、直接サイトにコンタクトするユーザーが増大することで増える作業は当初から自分だけではやりきれないと考えておこう。
こうして、臨時に必要だが普段は不要といった作業項で、管理人が直接出ていかなければならない部分以外を代理してくれるキャラクターを用意しておくのである。
| --------管理人として必須で継続しなければならない作業---------------
自サイト以外のニュースサイト、情報サイトの閲覧
WEBサイトの勉強・制作(デザイン、プログラム、ツール)
ドメイン管理・プロバイダ契約更新
渉外(マスコミメディア応対、他サイトとの連携)
掲示板・メールのチェック
作品の制作(アーティストなどの場合)
管理人としてのメールチェック
自サイト以外のコミュニティへの参加
--------自作自演キャラクターとボランティア・スタッフで出来る作業--- 2、WEBサイトの更新 3、コミュニケーションに関する作業 |
先に述べた手法にてリモートホストが取得できた場合、荒らしに向けて心理面でのプレッシャーをかけて見よう。
取得できたリモートホストが以下であったとしよう。
p2104-ipad211niho.hiroshima.ocn.ne.jp
参考:
OCN ホストネーム一覧
http://freett.com/ohaasa/ocn.html
リモートホストから、どこの誰かを知ることはできないが、上記のような形式のリモートホストであった場合、荒らし本人は広島のフレッツADSL、OCNというプロバイダと契約しているのがわかる。
投稿者のリストを投げ込んでみる項でやったと同じように、一言だけ投げ込んでみる。
「広島くんか」
これで十分だ。
誰が広島なのか、どこへの返答レスなのかも不明なままでよい。
先に述べたように、リモートホストからどこの誰かを知ることはできないが、投げ込むのは「広島くんか」の一言だけ。この情報だけでは、荒らし本人は様々な可能性を考えなければならない。
リモートホストがわかった******だ。とはあえて言ってはいけないのである。
荒らし行為を行う人種は、同じような行動を各所で行っているが、毎回慎重にリモートホストを隠蔽し荒らしを行っているわけではない。別のどこかで漏らしてしまっている場合もあるし、書き込んだ掲示板の運営者と懇意な関係であるということもない。
荒らしにとっては、これまで足跡を残してきた全ての場所が自身の個人情報の漏洩箇所である可能性があり、どこかで恨みも買っている脛に傷を持つ身なのである。
書き込んだ内容は「広島くんか」の一言なのであるが、荒らし本人は間違いなく自身の所在地を誰かに知られたと認識し、そこからどの程度、なにを知られたのか疑心暗鬼になる。
パソコンのセキュリティが甘い荒らしであった場合は、パソコンのセキュリティの確認に時間を取られ、どのようにして身元が割られたのかネットで探し回り、攻撃よりも自身の不安が払拭されるまでの作業で疲弊する事になる。
この経過にて、一時期でも荒らしの書き込みが止まったならば、
「今日は荒らしが大人しいですね、なにかあったのかな」
などと、漠然としたコメントを投げ込んで心理不安をかき立ててやるのもいいだろう。
攻撃だけを考えればよかった荒らし本体が、今度は目に見えない第三者の存在を嫌でも意識し、以前と同じペースでは荒らせなくなるのである。
先のスルー7箇条において、荒らしの放置の仕方を述べたわけだが、全員一致で村八分の無視をすることは難しい。
場にいる全員が「この荒らしは話にならない無視しかない」と強く思わなければ足並みが揃わないからである。自然には非常に時間がかかる作業である。
少々場に痛みは伴うが、荒らしの文面を自作自演辞書に取り込み作成した文章や、盛大な文字絵のコピペ爆撃をあなた自身が行うという手法がある。
当の荒らしより盛大に行う方が効果大だ。荒らし本人が驚くほどに。
2日も続けて爆撃を行えば面白い現象が起こる。当の荒らし本人が「俺ではない」といい訳を始めるのである。勿論場の全員が半信半疑でしかその言葉は受け取らない。
管理者としてのあなたは、爆撃の傍ら、これは流石にまずいですね・・とコメントをし、荒らし本人の書き込みは残して黙々と自身で爆撃した発言の削除作業に励む。
荒らしには荒らしの行動計画、予定路線というものがあり、また自身より強力な荒らしの存在はあまりおもしろくないものなのだ。自分が予定している以上の荒らし行為の嫌疑が掛かってくるとなれば、尚更おもしろくないのである。
こうして、2日程の爆撃・管理削除が過ぎると、荒らし本人に取ってどうにも書き込み辛い雰囲気と、場の住民の嫌疑の目がそこには残っている。
この段階になれば「荒らしはスルー」という意見も納得の空気の中で遵守される下地が短期にできあがるのである。
荒らし本人にとっては憤懣やるかたなしといったところだが、誰かがまた構おうとしたならば、
「そいつに構うとどこからかコピペ爆撃が始まるから注意した方がいいよ」
と自作自演で投げ込んでやれば、構おうとした人も直ぐに従ってくれるものである。
あなたが管理者である場合、また上記の手法にて荒らしのリモートホストが掴んた場合、荒らし行為はそのまま放置し、元になったリモートホストと、同一人と思われる匿名者の書き込みを添付して、プロバイダに
件名「御社会員の迷惑行為について対処のお願い」
として、通報を行ってみよう。迷惑行為としてのお題目は、誹謗中傷、掲示板の荒らし行為になっているという内容で十分である。文面は感情的にヒステリックにならないよう留意してほしい。
判明しているリモートホストが一部であっても、該当者の通信記録と書き込み時間、通信先が合致していればプロバイダのサポートが荒らし本人に注意メールや警告を行ってくれる場合がある。
荒らし本人にとってはまさに青天の霹靂である。さて今日はどのように荒らしてやるかと思っているところにプロバイダからの注意が飛んできているのである。
これはプロバイダ側によってケース・バイ・ケースであるが、このような注意は2回で会員資格停止となるケースが多い。プロバイダによっては次回で会員資格停止とはっきり通知してくる場合もある。
先の「荒らしを疑心暗鬼にさせる」項と併用すれば、荒らし本人の荒らし意欲を相当に打ち砕くことになる。
このような心理不安に貶め、荒らし書き込みが減少してきたならば、無用に刺激せずそのまま放置にて大半の荒らしは自然消滅する。
荒らしの退治において、掲示板上では「沈黙は金」なのである。無用にしゃべりすぎないように、匿名の荒らし本人が身にまとっている匿名の鎧を内部から崩壊させるのが最も効率的なのである。