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mixiユーザーの実数は

以上のように、複数アカウントの取得は容易なものだが、こういった自作自演や荒らし以外にもmixiにおいては複数アカウントが必要な理由がある。
mixiも含めてSNSにおいては、「お知り合いがあなたを発見しやすいように、本名で登録して身近な交流を広げましょう。」
といった推奨がなされており、これはこれでもっともなことである。
ご近所さんを探せ、同窓サイトゆびとま、などでも見られるように田舎の友人であるとか、旧友との巡り会いを期待するならば実名にする他はない。

しかし、ネットワークにおいては実名とハンドルを使い分けている人も多く、どうしても使い分けの必然に駆られる場面が出てくる。
また、参加コミュニティの一覧も表示されてしまうので、どんなコミュニティに参加しているか筒抜けである。
教師のコミュニティで実名を出している先生が、アダルト系のコミュニティ一覧をぶら下げているわけにもいかないだろう。
するとコミュニティを読むだけに使用するアカウントが必要になる。尚かつ、どうしても参加したいコミュニティが出てきた場合は、あるコミュニティの人々だけに参照されてもよいアカウントが増えてくる。
2chでコテハンを使っている方などは、実名とコテハンを併記することはなかなかしにくい。
所有しているコテハンが複数あれば、その数だけアカウントが必要になるだろう。
こうして、mixiを深く使えば使うほど誰にも知られていないアカウントがどうしても複数必要になるのである。

一般に平均的な会社勤務の人であれば、実名用アカウント1、コミュニティ参照専用アカウント1、趣味のコミュニティ用アカウント1と3つ程度は必要となるだろう。
アダルトカテゴリのコミュニティの参加者を見て歩くと、実名を表示し同窓生とmixiで交流しているアカウントなど殆どなく、明らかにアダルトカテゴリの参照用に取得したアカウントが多数見つかる。

こういった複数アカウント所持はパソコン通信時代にもよくあったことで、ヘビーユーザーともなれば有料アカウントですら5つ程度は所持していた。2つは最低線である。スタッフや運営者ともなれば10以上のアカウント所持者も特別驚くことではなかったのである。
これが自作自演の荒らしともなれば、一回の荒らしをやる度にアカウントの取得、廃棄を繰り返すのは必然である。
こうして、見てみれば100万人コミュニティのmixiの中の実態が見えてくる。
まず、10~20%前後のヘビーユーザーは上記のように2つ以上のアカウントを所持しており、一つのアカウントだけで参加しているのは、知人リンクなど殆どない、コミュニティ参照専門の「ロム」と言われる人と、招待された後はアカウントが放置になっているユーザーだけである。
またヘビーユーザーは他の様々なコミュニティや掲示板などと掛け持ちでmixiにコミュニティを作っているケースが多く、結局は従来のネット上のコミュニティのユーザーと大半は重なってもいるのである。筆者の経験的な観測ではあるが、実ユーザー数は公式発表の半分、20万~50万人以下であろう。

またここ一年の傾向として、対極にある匿名掲示板2ちゃんねるのユーザーでもコテハンと言われるユーザーがmixiに流入してきており、名無しさんがいないだけの2ちゃんねるmixi支部といった様相も呈している。
当然ながら、インターネット上を徘徊している荒らしと呼ばれる人々もアカウントを持って参加しているのである。
荒らしは自身の素性がオープンになる場には発生しにくいのであるが、自身の身元を隠す事に関しては人並み以上の努力はするもので、こういったmixi内での匿名化アカウントの入手はできているものだと考えなければならない。
mixi内のコミュニティ運営に関しても以上を踏まえた上で、仲間内でガチガチに固めたコミュニティ以外は常に荒らしの目に晒されていることを念頭において運営すべきなのである。
運営会社のイーマーキュリーも上記は把握しているが、現状は黙認しつつシステム上でカウントされる会員数が伸びている現状を是認しているといったところであろう。

なんの事は無い、mixi内も十分に匿名空間であり基本的な対処は3章までの対応でよいという事になる。

会員に与えられる機能は、簡易ブログ、メッセージ機能、フォトブックというところが主であるが、トッピックと称する簡易掲示板の作成機能もあり、自身のブログとは別個に管理する掲示板をもつことができる。

また、優れているのは交友関係内の知人の動向(日記の更新、コメント、メッセージの有無)が自身のログインページ上に表示されている。
ブラウザ画面を一枚開きっぱなしにしておけば友達デスクトップといった風情となる。
ヘビーユーザーはこの自身のログインページを数分おきにリロードさせるといった使い方をしており、これが異常なページビュー数に繋がっている。以前の発表では一人辺りの参照ページ平均は50ページ平均となっているもうなずける。

100万人の会員登録がある現在では、ユーザー層という特異な傾向を論じてもし方が無いが、個人の露出度が高い傾向に有り、それが言わば出会い系サイトのエッセンスともなっている。入会時18歳未満はお断りという文句も有名無実化しており、セクシャルマイノリティ層も驚く程存在している。

こうした中で、芸能人も意外に堂々と跋扈しており、そのファン層がこぞって流れ込むという現象も珍しくない。
この場合、芸能人同士のコミュニティか?と期待してしまうものだがさすがにそれはなく、ファンサービスの一部として2線級のお笑いタレントやAV女優が点在しているに過ぎない。

尚、会員が持てるブログや掲示板は公開レベルが選択でき、mixi会員なら誰でもから~承認した相手だけ、のレベルにまで設定が可能。
承認した知人同士であるから、第三者の愉快犯的荒らしが現れることは希だが、知人間トラブルによる痴話喧嘩がMixi上で展開されることになる。

e-mail 投稿者:misawa 2005年06月28日 10:57