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筆者には10年来使っている古いメールアドレスがありますが、先日このメールアドレスを変更しました。
名刺にしか刷らず、大事に温存して来たメールアドレスでしたが、知人がウィルス感染をした数年前からスパムが来るようになり、対策を取ったのですが結局温存して使用しないメールアドレスとなっていたのでメールボックスは99%スパムで埋もれていたからです。
このように温存しても長い期間にはスパムがやってきて、いずれスパムフィルターなどのお世話にならないと使い物にならなくなる現状があります。
サイトの運営において、管理者は各所に連絡用メールアドレスを明示することを推奨しましたが、これはデメリットとしてこのスパムメールを誘っていることになります。
来訪者からのメールに応答しようにも、メールボックスの殆どがスパムで占められるようになるとメールボックスを荒らされているようなもので、肝心のメールの見落としなどもおきかねません。
まして、管理専用メールアドレスを窓口別に複数分けるような必要などがあったりするとますます見落としの危険性が高まります。
このスパムメールがどのようにしてやってくるかと言えば、メールアドレスの収集クローラーというプログラムが日夜新しいメールアドレスをインターネットから収集しています。
通常メールアドレスはHTMLで以下のようなタグで記述します。
~例~
<a href="mailto:webmaster@sample.ne.jp">webmaster@sample.ne.jp</a>
メールアドレスの収集クローラーはこのタグに記述される特徴"mailto:"という文字列やメールアドレスに含まれる特徴的な"@"という文字に目を付け、付近に".com"や"ne.jp"があるとメールアドレスと判定し"xxxxx@xxxxx"という文字列の集まりをメールアドレスだと判定しています。
相手も商売ですからなるべく確実に効率よく拾っていこうとしているのです。
この仕組みを逆手に取れば、"mailto:"や"@"を隠してしまえは素通りして行くという事になります。
実際、こういったスパムメールに晒されている管理者は
例:
メールアドレスはこちらです「ebmaster@sample.ne.jp」の先頭に半角小文字で「w」を足して下さい(スパム対策)
例:
メールアドレスはこちらです「webmaster#sample.ne.jp」「#」の部分を「@」に入れ替えて下さい(スパム対策)
といった表示をして対策を取っています。
これでも一定の効果はありますが、まずクリッカブルではなくなりメールを出す方が面倒という事になります。
また、掲示板などでは"@"が含まれていないとメールアドレスとは見なさず「正しいメールアドレスを入力して下さい」といったアラートで弾かれる場合もあり、管理者としては使い勝手が悪いものです。
そこで数字参照文字という特殊な表記法を使用します。”数値参照文字”とは指定文字をコード数字で表示する方法です。10進や16進数がありどちらでも表記が可能です。
ブラウザはこの数値参照文字を解釈し、普通の文字として表示します。
例:ABCDは数字参照文字(10進)では以下のように表記されます。
A : A
B : B
C : C
D : D
先ほどのメールアドレス"webmaster@sample.ne.jp"をこの方法で表記すると
例:webmaster@sample.ne.jp
数字参照文字(10進):
webmast
er@samp
le.ne.j
p
となります。少々長くなってしまいますが、この表記法でHTMLを書き換えると、ブラウザ上には以前と変わらず"webmaster@sample.ne.jp"と表示されています。
では、以前と同じようにクリッカブルにするためにHTMLタグも含めて記述してみましょう。
タグ以外の"mailto:webmaster@sample.ne.jp"と"webmaster@sample.ne.jp"を書き換えます。
例:<a href="mailto:webmaster@sample.ne.jp">webmaster@sample.ne.jp</a>
数字参照文字(10進):
<a href="mailto
:webmast
er@sampl
e.ne.jp">
webmaste
r@sample
.ne.jp</a>
以上となります。
以上のように表記することで、メールアドレスの収集クローラーは素通りしてくれます。
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~数字参照文字コード表~
文字 10進 16進 (英大文字) 文字 10進 16進 (英小文字)
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