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一般の方のプロバイダ契約は、ADSLや光などのブロードバンド回線と、モデムによるダイアルアップに大別されます。
どの契約方法でも接続する際割り当てられるIPアドレスは12桁の数字で、1つの番号部分は "0~255" のいずれかとなります。その為、全部で43億個しかありません。インターネットに接続されているPCは、それぞれ違ったIPアドレスが割り振られますので、自ずと割り振りに限度があり、プロバイダ一社が全てを占有しているわけではありませんので、プロバイダはサービスのために確保したIPアドレスを使い回しています。
つまり同じプロバイダに加入しているユーザーAに一度割り振られたIPアドレスは、ユーザーAが使用しなくなると新たに接続を開始したユーザーBに割り当てられます。
誤って、IPアドレスが公開される掲示板などに書き込んでしまった場合、気持ちが悪いからIPアドレスを変更したいと思った場合、一度接続を切り、再度接続すれば前回とは違うIPアドレスが割り振られるはずです。
実際、モデムによるダイアルアップや以前普及していたISDN回線の時代はそのように再接続の度に変わりました。
しかし、ADSLや光などのブロードバンド回線は勝手が違います。
常時接続が前提となっているため、プロバイダはユーザーの接続が一瞬切れても切れる前に使用されていたIPアドレスをデータベースに記録しておりもう一度割り振ってきます。
少々時間を置いても結果は同じです。
これは、ブロードバンド回線の増加に伴いプロバイダ側が多くのIPアドレスを確保し、ユーザー一人につき一つのIPアドレスを割り当てる状況に近くなってきたということです。しかし固定IP契約とは違いますので長い期間の間には変わるのも事実です。
ブロードバンド契約の場合プロバイダでは、あるユーザに一度割り当てたIPアドレスをデータベースに記録してある程度保持しています。その期間は短くて数分、長い場合では10日以上です。
この期間は、接続が一旦切れてもまた同じIPアドレスを割り振ってきます。
この期間を過ぎると、他のユーザが使用可能となりますが、使用されないままになっているとまた同じIPアドレスを割り振ってくるプロバイダもあります。YahooBBなどは半固定と言われるほど変化しません。
将来的にはこの傾向は更に高くなり、変わらない保証がないだけの事実上固定IPアドレスといった状態になるかも知れません。自宅サーバを運用する方には朗報ですが、通常のブラウジングだけの方には別の危険が高まる状態とも言えます。
このような形になっているために、匿名プロキシーの需要が増えている側面もあるのです。